当方が翻訳を担当した西洋法制史の専門書『世界の狩猟と自由狩猟の終わり』が、2017年3月31日、大学教育出版社より出版されます。編集・監訳を担当されたバード法律事務所の小柳泰治先生のイニシアティブで実現したとても珍しい図書の翻訳出版です。
テーマは古代ローマ時代からの伝統「自由狩猟」。他人の所有地にお構いなく立ち入って狩猟できる「自由狩猟」を原則とする狩猟法が、古代から近代までの間、イタリア半島においてどのように変化していったか。また、独仏ではどのように扱われていたか。現代につながるこの興味深いテーマを、法制史の碩学、フェラーラ大学のマンフレディーニ教授がユーモアを交えつつ平易に論じています。
ぜひご一読ください。